ワンピースの975話のネタバレ内容と考察をしていきたいと思います!
まずは、前回の974話のおさらいをしましょう!
*この記事は、2020年3月23日(月曜)発売される
週刊少年ジャンプからの情報です!
前回の話では、物語で急展開の連続でした!
まず、狂死郎(傳ジロー)と小紫(日和)の作戦会議から始まり
敵の陣地に居ながらも貧しい町を救うという行動に出ていました。
これが、結果的に「丑三小僧」と呼ばれるようになり
丑三小僧の正体は傳ジローと言う事が判明しました!
次に、オロチとカイドウの会談の描写が描かれていました。
オロチは何やら手紙を読んでおり
そこには、錦えもん達が20年前の過去から来た事やワノ国を取り戻そうとしている事など
錦えもん達の動向が詳しく書かれているようでした。
カイドウは何にビビっている!と呆れたように聞いていましたが
オロチは、手紙を送った人物が
自分の為に動いている内通者という事について話していました。
オロチの内通者は、ワノ国の迫害により舞台上で両親を失い
舞台での生き方した知らない男は完全に心を失い
何者かを演じる事で生きながらえているようでした。
そして、その人物はオロチと接触し
「あんたが【黒炭】本家の末裔!?」
と聞いており
オロチは
「そうだ、お前の親を消した奴らはおれが消しておいた」
「だが、復讐劇はまだ序章!」
と言っていました。
そして、オロチはその人物に悪魔の実を渡し
「お前は本当の『光月』として生き、、」
「そして誰にも気づかれる事なく光月として死ね!」
と言い放ちました!
*ひどい言い方でしたが、その人物にとっては生き様を貰えたという感じでオロチに感謝していました。
そして、その人物は光月の中に紛れ込み
おでんが処刑されるときに本当に共に死ぬつもりだったです!
*つまり、赤鞘九人男のメンバーの誰かという事になりますね。
話しは現代に戻り、錦えもん達は
色んな作戦を立てており、一気に鬼ヶ島向かう予定でしたが
その作戦は決行されずに嵐の中
ボロボロの小船を出して船を渡り始めました。
泣きながら止めるモモの助に対し
カイドウを倒してきますと強く言う錦えもん!
そんななか、菊の丞が
「おかしいですよ、、こんなの」
「作戦が漏れてるって事でしょう!?また!」
「それがしも、、いや皆同じ事を考えていた筈!」
というカン十郎!
これを聞いた錦えもんも、考えたくなかったが
おそらくこの中にいるといい、今更知りたくもないと弱音を吐いていました。
それを聞いた菊の丞が「あなたらしくない!」と声を荒げている時に
カン十郎も熱くなり
「菊の言う通りだ!錦!」
「はっきりさせようぞ!」
「おれがそうだって事を!」
と言いました!
驚く錦えもん達!!
釜茹での刑も一緒に受けたカン十郎が内通者は訳がない!と言い聞かせる錦えもんを前に
今まで全ての情報をばらしていた事を明らかにするカン十郎!
そして、何故そんな事を!と聞かれたカン十郎は
「おれの名は」
「黒炭カン十郎!!」
「理由はこれでいいか?」
と睨みつけながら言いました!
最初の作戦がバレた事やゾウの島にジャックが現れた事と今までの裏切りを伝えている時に
カイドウ軍の大型の船が錦えもん達の前に現れました!
怒りが頂点に達した錦えもんはカン十郎を斬りますが
船に乗っていたカン十郎は能力で描いた偽物でした!
そして、本物のカン十郎は港に残っており
モモの助をすでにとらえていました!
錦えもん達が劣勢になっている状況のなか
海の中から声が聞こえてきました!
「わりい!ちょっと遅くなった!」
というルフィの声!
そして、海底からローの潜水艦!
さらに、反対の方向からキッド海賊団!
ルフィ達が無事な事に喜びと疑問が出ている錦えもん!
大きな船で小さな小船にのる侍達を狙うカイドウ軍に対し
ルフィが
「海は海賊が相手だ!!」
と言い放ち、この話は終了となりました!
これまでの内容を知らない方
おさらいしたい方はこちら↓
960話 光月おでん 登場 |
961話 山の神事件 |
962話 大名と家臣 |
963話 侍になる |
964話 おでんの 冒険 |
965話 黒炭家の 陰謀 |
966話 ロジャーと 白ひげ |
967話 ロジャーの 冒険 |
968話 おでんの 帰還 |
969話 バカ殿 |
970話 おでんVS カイドウ |
971話 釜茹での刑 |
972話 煮えて なんぼの おでんに候 |
973話 光月の一族 |
974話 いざ 鬼ヶ島へ |
975話 | 976話 | 977話 | 978話 | 979話 |
今回のポイントはこちら
・最悪の世代の実力!
・狂死郎(傳ジロー)の登場!
・錦えもんの作戦!?
この3つについて考察していきたいと思います!
最悪の世代の実力!
赤鞘九人男達に潜む裏切り者が明らかとなり
内通者の正体が「カン十郎」という事が判明しました!
カン十郎の裏切りによりモモの助は確保され、近くにいたしのぶはカン十郎が出したであろう蛇に拘束されていました。
何もできないしのぶは、ただモモの助を心配するだけで
カン十郎は、しのぶを見向きもせず
自分が送った情報にオロチが対策をしていないかと疑問に思っていました。
何故ルフィ達が錦えもん達の元に来たのか?
ローは、何故脱獄しているのか?
など、自分が知らない情報に戸惑っていました。
一方、ルフィ達は作戦とは違う状況に疑問を持っていました。
サニー号は、オロチ軍により爆撃されていましたが
やはり、サニー号が宝樹アダムによって作られており「千の海を越える船」のため
そこらの爆弾ではびくともしないとフランキーが自慢げに言い放ちました!
ルフィ達が遅れたのは、帆の修繕に手間取った為でした。
ルフィは、錦えもんに
「錦ー!聞いてたのと少し違うけど」
「とりあえず、あの戦艦はぶっ飛ばしていいんだろ!?」
と言いました。
ルフィ達が着いた時の状況では
囚人採掘場の3千500人と各地のヤクザが200人
伊達港にイヌアラシの銃士隊200人
頭山盗賊団200人
これらの人数が来てない事や全員が使えるほどの大量の武器も届いていませんでした。
効いてた状況と違うため
「なんかトラブルー!?」
というナミに対し
錦えもんは
「すまぬ!作戦は全て漏れていた!」
と頭を下げ言いました。
「何がどうなったのか、、何もわからぬ!!」
と謝る錦えもん。
すると、カイドウの軍団が自慢げに
「そのライオンの船は壊し損ねちまったが」
「伊達港に並んでいた船は昨夜全部沈めたよ!」
「オロチ様の命令で橋をつなぐ『大橋』も壊したぜ!」
「誰一人来ないのはそのせいなのさ!」
と言われていました!
そして、カイドウの手下は続けて
「絶望を重ねるようで悪いが今日の宴は百獣海賊団とかのビッグ・マム海賊団の『同盟』を記念する宴でもある!」
と言いました。
それに対し
「ビッグ・マムとカイドウ~!?」
「『四皇』同盟だと!?」
と驚くキッドとロー
さらにカイドウ軍は
「一度は全員『ワノ国』で捕まった小物共だろ!」
「四皇カイドウの名の下に!全員沈めて終わりだ!」
と言いました。
すると、その言葉に最悪の世代の3人が動き出しました。
ルフィ
「なに部下が威張ってんだ!」
「ナメやがって全員下がってろ!」
ロー
「バカお前が下がれ!」
キッド
「お前ら二人とも邪魔すんな!」
ルフィ
「おい来るな おれがやれば一番なんだからよ」
キッド
「こっちが一撃じゃねぇ様に聞こえるな!」
ロー
「トロいお前ら2人が敗者でいいだろ」
と言い合いながら敵船に乗り込みました!
そして、3人の大技が出ました!
「磁気魔人(パンクロットン)」
「弾む男(バウンドマン)」
「ROOM(ルーム)」
最悪の世代3人の大技でカイドウ軍の船を一隻沈めてしまいました。
お互いに譲らない姿2年経っても相変わらずですね!
狂死郎(傳ジロー)の参戦!
カイドウ軍が「あの船長達を止めろ」と言い合うなか
「困ってそうだなお前達!!」
と言い、狂死郎一家の船が現れました!
狂死郎親分だ!助かった!というカイドウ軍
「敵を沈めるんだな!任せておけ!」
と言い、狂死郎はカイドウ軍の船を斬り裂きました!
驚き騒ぎ出すカイドウ軍に対し
「こちらに向いた大砲を使用不可にさせて貰った」
といい、狂死郎は錦えもん達に話しかけました。
「拙者花の都のヤクザ者」
「人呼んで居眠り狂死郎と申す!」
「我が狂死郎一家200名」
「あんたの討ち入りに助太刀させて頂きたい!」
と言いました!
驚きを隠せないカイドウ軍と赤鞘九人男達。
そのから狂死郎(傳ジロー)は、何も知らない錦えもんに
自分の事を思い出してもらうために
「山の神事件」の事を話し錦えもんに自分が傳ジローである事を話しました!
そして、自分がすぐに名乗らなかった事や内通者に隠れている事がバレないようになど
今までの経緯を伝えていました。
これに対し苦い表情を浮かべるカン十郎
もちろん、傳ジローは花の都に捕らえられていた
千人も侍達を救出し自分の一家と合わせて
千二百の兵を足してくれ!と言い放ちました。
錦えもんの作戦!?
喜んだ表情をしている傳ジローは錦えもんに対し
「しかし、錦さん!さすがは頭の切れる男!」
「康イエ様の判じ絵は『刃武港』を現す『ハブの腹に線二本』!」
「二本の線は腹の絵を消す事を意味する『文字抜き』!」
「誰もが『はぶみなと』のなかを抜いて『はと』と読めるゆえ」
「皆には『線二本』とだけを連絡した」
「しかし、オロチの内通者が傍に居ると察したあんたは」
「あえて身内にだけ『トカゲ港』と読み違いをしてみせた!」
「内通者は、まんまとオロチにトカゲ港を伝えた!」
これを聞いて驚くカン十郎!!
傳ジローは続けて
「長くのさぼった権力者の愚かしさ!」
「オロチは、土地の距離感を見誤り」
「行動を起こしたのが昨夜」
「だが、その時刻にはすでに全員が大橋を通過して」
「必要な分の船は出航していた!」
「壊されたのは要らぬ船!」
「あんたが集めた4千200の軍勢は作戦通り」
「康イエ様の愛した『もみじ林』の絶景がある」
「刃武港の波止に身を隠しこの時を迎えた!」
「『鬼ヶ島』討ち入りの作戦は」
「何一つ狂っていない!」
「我ら千200人を新たに足して総勢約5千400名!」
「さぁ皆行こうぞ!いざ!鬼ヶ島!」
狂死郎の船の後ろには、多くの大艦隊が現れました。
「錦さん!さすがは俺のリーダー!」
「やはりあんたは尊敬に値する!」
討ち入りを阻止する事が出来なかったカン十郎は
おのれ錦えもんと悔しがっていました。
傳ジローから褒めちぎられた錦えもんは
心の中で
「トカゲ」じゃなくて「ハト」って読むのか!!
と頬を赤くして恥ずかしがっているようでした。
今回は、ここで終了となりました。
*錦えもんが読み間違えて理解していた事により、赤鞘九人男のメンバーにだけ間違った情報が行き渡っており
まんまとその情報をすぐに伝えてしまったカン十郎は違う情報を伝えてしまっていました。
しかし、この錦えもんの読み違いにより
失敗したかに思われた作戦を成功しているという状況になっていました!
読み間違いという運が味方に付き裏切り者の策略をかわす事に成功した錦えもん達!
作戦は、全く狂わされていなかったため
ここから、さらに勢いが付いていく事でしょう!
まとめ
今回の話では、錦えもん達が初めに立てていた作戦が成功しているという事が明らかになりました!
錦えもんが赤鞘九人男のメンバーに読み間違いで違った情報を伝えていた事により
内通者であるカン十郎がオロチに違う情報を送り、オロチの作戦が不発に終わっていました。
サニー号に関しては、その辺の船のように爆撃したため
無傷で済んでいるという素晴らしい状況でした。
やはり、宝樹アダムの力は凄いようですね!
千の海を越えると言われているので、嵐の中でも平気に進んでいける事でしょう!
当初立てていた作戦が全く狂っていなかった為
ここから一気にカイドウ達の元へ向かいだすのでしょう!
錦えもん達は、傳ジローが生きていたという事実と作戦が失敗していないという現状に士気が高まっていくと思います。
さらに、当初の軍勢から1200人の兵力が増えるという作戦を上回る状況となっていました!
始めに錦えもんが言っていた
仲間に入れたら百人力と言っていた傳ジローも仲間に出来たため
相当な戦力UPとなっている事でしょう!
しかし、ルフィ達もカイドウとビッグ・マムが組んでいる事は
知らなかったようで驚いているようでした!
ですが、ルフィは気にしていないようだったので
ルフィはお前達怖いのか?みたいな事を言い
また、言い合うもかもしれませんね。
遂に鬼ヶ島へ行く準備が完全に整った錦えもん達!
次の話では、ルフィ達と錦えもん達の勢いのある進軍が始まっていく事でしょう!
ちなみに、この話を元に次の話の考察もしてみました!