今回は麦わらの一味のロロノア・ゾロについて考察していきたいと思います!
ゾロはルフィが初めて麦わらの一味として仲間に入れたキャラです!
1話から登場しておりルフィと同じく最悪の世代として注目されています!
ゾロは最初から登場しているにも関わらず今までの原作の中でゾロがメインとなる話(過去のエピソード)が描かれていません。
ゾロが登場した時に『くいな』との回想シーンなどは描かれていますが、ロビンやサンジのようにエピソードに繋がる過去は詳しく描かれていないのです。
ちなみに、ウソップやナミも過去について詳しくは描かれていませんが、他のキャラの過去に関して詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
今回はゾロ特にワノ国編に特化して考察をしていきたいと思います!
ワノ国との関係/伏線!
ゾロの故郷は東海(イーストブルー)のシモツキ村(霜月?)で剣術の道場に通っていたという事が分かっています!
ゾロのシモツキ村でゾロの剣術を教えた師でもありゾロの幼馴染であるくいなの父親。
コウシロウという名である事は分かっていますが、苗字までは判明していません。
しかし、これはワノ国編に入って初見でみた考察であり
one-pieceの単行本96巻でここの疑問の詳細を尾田先生がSBSコーナーに記載していたのです!
- 閻魔を作り光月の跡取りおでんに贈る
- 55年前海へ出る
- ワノ国の侍達を大冒険
- 東の海のある土地へ上陸
- 山賊から人々を救う
- 村の人に剣を教えてたら恋をした
- 住む事にする村を作る(シモツキ村)
- 息子コウシロウが生まれる
- 孫のくいなが生まれる
上記の事からゾロが接していた『村のジジー』とはワノ国出身の霜月コウ三郎という事が判明したのです。
スナッチを教えた者!?
実際にこのSBSに関連して言える事も浮上しています。
それはゾロがモモの助に教えた
『スナッチ』という勇気の出る掛け声です!
ワノ国でも侍が勇気を覚悟を見せる時に使う掛け声
捨名知(スナッチ)!
この掛け声に対してワノ国出身の菊の丞は
「九里の古い方言にもその様な掛け声がある」
と言い、何故ゾロがスナッチを知っているのか疑問に思わせる場面がありました。
これに対してゾロは
「昔…村のジジイに習っただけでおれも言ったことはねェ」
と答えていたのです。
そして上記のSBSの尾田先生からの回答から読み解くと
村のジジイ=九里出身の人物という事まで明らかとなります。
そのためゾロの子孫(過去)を知る材料は九里に隠されていることでしょう!
さらにワノ国にとって九里は、かつておでんが大名として住んでおりおでん城があった場所という事も分かっています。
そのためゾロの子孫は昔おでんとも親密な関係にあったと言えるでしょう。
剣の師匠は霜月コウシロウ!?
上記に記載している93巻のSBSにて
ゾロの故郷であるシモツキ村で剣術を教えてくれた師範(ゾロの師匠)は霜月コウシロウという事が判明しました!
そして当然コウシロウの子供なので『くいな』の本名は『霜月くいな』である事が分かります。
ワノ国出身ではありませんが、ワノ国の侍の血を引く者達に修行を付けてもらってたゾロ!
最弱と言われている東の海から強い剣士が登場したのも納得できますね!
そして、師匠であるコウシロウはゾロに対して最強の剣を語っていました!
『最強の剣とは守りたいものを守り斬りたいものを斬る力』
『触れるものをみな傷つける様な剣は私はね…剣だとは思わない』
内容はともかく最強の剣の定義を語れるという事は、この定義はワノ国で語り継がれているのかもしれませんね。
ちなみに兎丼にてルフィに流桜という覇気を教えたヒョウ爺も似たようなことを言っていました!
良い刀は斬りたい時に鉄をも斬り、斬りたくない時は紙すら斬れぬ!
これは剣士の心一つ!と言っていました。
意味合いはコウシロウが言っていた最強の剣という定義をあってますね!
これをゾロが聞くと昔師匠が言っていた言葉だ…と何か気づくことがあるかもしれませんね。
剣は人を選ぶ?
ゾロはワノ国編に入り『閻魔』という『光月おでん』の名刀を手に取り戦闘を行うことになりました!
ワノ国の宝とも言える『秋水』をスリラーバーグで手に入れましたが、おでんの娘『日和』の頼みによって『閻魔』と交換することになりました!
しかし閻魔は妖刀という類で普通の人物には扱えない代物となっていました。
ですがゾロはこれを使いこなすようになり、どことなく手に馴染んでいる感じがあったのです!
手に馴染んでいた理由としては天狗山飛徹という刀鍛冶が説明しており
閻魔はゾロが初めから持っている和道一文字を作った生みの親である霜月コウ三郎が作ったものだったからです。
それを考えると和道一文字をゾロが持っているという事もワノ国との関係性が見える証拠ですね!
そして、ゾロはローグタウンで三代鬼徹という妖刀にも『おれの運と三代鬼徹の呪い』どっちが強いか試してみよう!と勝負をしていました!
その結果、妖刀に勝ち自身の刀として使う事になりました!
さらにその酒場では店主が家宝として大切にしていた雪走を譲り受けるということになったのです!
この時に店主は『刀は持ち主を選ぶという…』と呟いており、ゾロが刀に認められているという事を示してくれました。
妖刀からも認められるゾロ!やはり、ワノ国の血筋も引いておりゾロの親もワノ国出身の人物である可能性がかなり高いと言えるでしょう!
ちなみにワンピースに登場した名刀に関する詳しい記事はこちら↓
霜月牛丸との関係性は?
麦わらの一味はワノ国編に入り侍という強者たちに出会うことが出来ました!
侍は剣士・武士という類なので、ゾロにとってはかなり興味がある存在と言えるでしょう。
そんな中で週刊少年ジャンプの情報からワノ国に居た侍
『霜月牛丸』がロロノア・ゾロと瓜二つである事が判明しました!
この瓜二つという言葉は霜月牛丸らしき人物が登場したときにその話のタイトルにもなっていたのです!
霜月牛丸とはワノ国(鈴後)の大名でありゾロと同じような剣の所作をしていたようです。
そして、上記に記載している内容からもワノ国との関係性が見えてきているのは明らかです!
そのためゾロは霜月牛丸の子孫である可能性はかなり高いと思います!
霜月牛丸という人物は、いつもキツネ(オニ丸)と一緒に行動していた剣の達人として河童の河松も解釈していました。
さらに霜月牛丸は刀神『霜月リューマ』の子孫にして大剣豪!
ゾロが霜月牛丸と剣の所作や姿が全く被って見えているという事。そして、剣豪リューマと同じく隻眼である事から河松とヒョウ爺はゾロを霜月の子孫であると考えているのでしょう!
もし戦いが終わりゾロの過去・ワノ国との関係性が明らかになっていくと、霜月という一族との接点が見えてくるかもしれませんね!
まとめ
今回は麦わらの一味『ロロノア・ゾロ』と侍の国『ワノ国』の接点を考察していきました!
ゾロの故郷であるシモツキ村はワノ国を55年前に海へ出た侍が村を作ったことにより出来た場所という事が単行本96巻(SBS)コーナーで明らかになっています!
『シモツキ村』という名前の由来は当然ワノ国を出た侍達の姓である『霜月』から取ったものと思われます!
しかし、ここで1つ疑問が出てきます!
SBSで記載してあったのは
『ワノ国の侍達の大冒険!』
侍達という事は複数なので、どんな人物が出たのかは不明です!
それでは何故『霜月家(シモツキ村)』が選ばれたのでしょうか?
理由としてこの3つが考えられます!
- 全て霜月家の人物だった?
- 権力を持っているのが霜月家?
- 霜月家に特別な何かがある?
全て霜月家の人物だったとすればゾロも霜月家の血筋という事が確定的になります。
もし、色んな家系の侍達が来ていたのであれば他の家系も選ばれる可能性があったでしょう。
- 黒炭家(クロスミ)
- 雨月家(ウズキ)
- 天月家(アマツキ)
- 風月家(フウゲツ)
それでも霜月という名が選ばれているのは権力がある!もしくは侍の国という事もあり霜月家にはワノ国の伝説の人物であるリューマが存在したからなのかもしれませんね。
『刀神』霜月リューマは隻眼の剣士でリューマが使っていた刀『秋水』はワノ国ではかなり大切な物として重宝されていました!
刀神の姓をとって『シモツキ』という言葉を使い村を作ったのかもしれませんね。
ワノ国編の終盤に差し掛かっており、戦闘を行っているゾロの姿に霜月牛丸の姿を思い浮かべた河松とヒョウ爺!
2人はワノ国の侍については詳しいはずなのでワノ国での決戦が一息つけば
『そう言えばゾロ十郎……』
『君は昔……』
という感じでゾロの過去に迫るセリフが出てくるかもしれませんね!
尾田先生のことなのでどこかのタイミングで伏線を回収してくることでしょう!
なので今後も本編だけではなく単行本のSBSコーナーにも注目して考察を続けていこうと思います!
皆さんも気になる内容や分からない伏線などあれば気軽にコメント欄に記載してください!