今回は麦わらの一味『コック』のサンジについて考察していきたいと思います!
ホールケーキアイランド編にて、サンジはヴィンスモーク家という王族の家系に生まれていた事が明らかになりました。
ヴィンスモーク家には科学の力で作られた部隊『ジェルマ66』という科学戦闘部隊が存在しており、その正体はサンジの兄・姉・弟だったのです。
ジェルマとは世界でも唯一無二も国土を持たない海遊国家!
何十隻もの船がそれぞれに移動したり集結する事で国の形を成しているのです。
その昔『北の海』を武力で制圧した一族『ヴィンスモーク家』の治める国と言われています。
現在その国を治めているのはサンジの父親である
ヴィンスモーク・ジャッジです!
ジャッジは有能な科学者であり、かつてDr.ベガパンクと研究をした経歴も持っています。
そんなジャッジは自らの子供を作る時に血統因子を操作して特殊な力を持つ子供達を作っていました!
サンジもその対象の1人だったのですが、母親であるソラが劇薬を飲み抵抗を見せた事でサンジだけが普通の人間として生まれてきました!
しかし、ジャッジにとっては研究失敗のようなものなので他の子供達と比較してしまいサンジの事を異常に嫌っていました!
これが影響でサンジはヴィンスモーク家から遠ざけられる存在となりサンジ自身も過去を語る事はありませんでした。
そんな悲しい過去を持つサンジですが、ワノ国編に入りジェルマから貰っていたレイドスーツを試しに使ったりしていました。
ですが、これをきっかけにサンジにある変化が起きていたのです!
今回はその変化について考察と解説をしていきたいと思います!
Contents
血統因子を持っていた!?
ヴィンスモーク家の3男として生まれたサンジ!
サンジの父親であるヴィンスモーク・ジャッジは
子供達を作る時に『血統因子』の操作を行っていました!
それに対し母親であるソラは、ジャッジの野望を阻止するため
血統因子に影響を及ぼす程の劇薬を飲んでいました!
しかし、ソラの頑張りは虚しく
生まれてきた4人の子供には人間を超える異常が見つかっていました。
『薬などで体の設計を変えられない!』と一緒に研究した博士は言っていましたが
生まれてきた子供の中でサンジだけが
『ただの人間』として生まれてきていたのです!
サンジ以外の兄弟達は人間を超える力を持っており、それに科学の力であるレイドスーツを着用して戦闘を行っていました。
しかし、ジャッジの研究の影響が少しでも残っていたとするなら、サンジにも人間を超える力を持っていても不思議ではないでしょう。
サンジはワノ国編に入りレイドスーツを着る機会があり2度ほど着用して戦闘を行いました。
しかし、サンジはレイドスーツを2度目に着たあたりから身体に異変を感じていました!
今まで感じたことのなかった違和感!
当然レイドスーツが原因と言えるでしょう!
ジェルマは代々『科学の国』と言われてあり、ジャッジも優秀な科学者でクイーンやDr.ベガパンクと同じチーム『MADS』に所属していた過去があります!
そのため血統因子の操作によって作られて子供達と関連性のあるレイドスーツを作ったと予想されます!
その事からサンジにもジャッジの研究(血統因子)が含まれていたのではないでしょうか?
そして、その血統因子がレイドスーツと化学反応を起こしサンジの身体に異常な進化を引き起こしたのでしょう!
また何の血統因子を含ませたのかは不明ですが兄弟達の個性を分析すると
- イチジ:炎
- ニジ:電気
- ヨンジ:パワー
- レイジュ:毒
それぞれが強い個性を持っています!
サンジの個性も考えてみると足技・炎というポイントが出てきます!
しかし、炎となれば長男であるイチジと個性が被ります。
また足技に関してもパワーのヨンジと被るように思えます。
もし、サンジが全ての兄弟の力を少しずつでも使えるようになったら最強の戦士になれる可能性がありますね!
そして皮肉にもジャッジにとっては1番欲していた最強の戦士を自らの手で手放してしまったという結末になるでしょう。
ジャッジは科学の力は進化すると言っており『才能は与えた!後は鍛錬だ!』と言っていました!
もし、ここでサンジにも少しでも影響があったとするなら
サンジは1人生身の状態で異常な力を持つ兄弟たちと同じくらい努力し、ジェルマの国を追い出されてからも過酷な人生を歩んできたので鍛錬に関しては1番していると思われます!
イチジ、ニジ、ヨンジに関しては『外骨格』も発現し体のバネも腕力も幼少期で成人男人に匹敵していたという情報があります。
外骨格とは何なのか?
言葉の意味としては貝類の殻やカニなどの甲のことを指します。
人間には内臓を守るために強い骨が全身にありますが、イチジ達にはその上にさらに頑丈な骨が存在するという事になります!
それでは次に外骨格について詳しく考察してみましょう!
外骨格が発現!?
ワノ国編(1028話)にてサンジは遂に体の異常に気付く事が出来ました!
それは対決している大看板クイーンから攻撃を受けた時です!
サンジの隙を付き全身の拘束し圧迫するクイーン!
武装色の力も全く受け付けさせない攻撃にサンジの身体の骨は音を立て折れていきました!
クイーンは勝ったと勝利を確信していましたが
次の瞬間サンジは何故か簡単に立ち上がり動いていました!
さらにクイーンは続けて大きな剣でサンジの背中を斬りつけました!
自分の身体の異変を考え続けていたサンジはクイーンの攻撃をモロに喰らってしまいましたが、サンジの身体は切れる事なくクイーンの振りかざした剣が壊れてしまったのです!
まるでイチジ・ニジ達が弾丸を受け付けないような現象でした!
その現象はまさにジェルマ66!
サンジはレイドスーツを着た事によって元々持っていた血統因子が引き出されてきたのかもしれません。
とにかくサンジの身体に起きた現象は異常でした!
骨が折れても再生?
外骨格が音を立て折れただけで体の骨は折れてなかった?
剣の威力を相殺する程の外骨格が出てきた?
どれにせよ頑丈な身体を手に入れた事になりました!
覚醒したことによって圧倒的な防御力を手に入れたサンジ!
しかしサンジ自身はこのような変化は望んでおらず戦いながらも
『嫌だ!あんな怪物になるのは…』と願い続けているようです。
個人的にもサンジが強くなる事は嬉しいのですが、サンジが望んでいないパワーアップは起きてほしくないですね。
レイドスーツの力で一時的な現象という展開なら分かりますが、今回(ワノ国編)だけこのパワーアップが出てくるとは考えにくいですね。
まとめ
ワノ国編に入りサンジは遂にジェルマの戦士として覚醒したようです!
クイーンの攻撃を喰らっても体の骨が折れる事なく立ち上がり
背後から剣で斬られても身体に傷が付く事なく剣の方が耐え切れず壊れていました!
圧倒的な防御力を手に入れたサンジ!
しかし、頑丈な身体を手に入れたという事は
逆にその頑丈な身体から繰り出される足技もパワーアップしている事と思います!
つまり、サンジは現在攻守ともにステータスがアップしていることでしょう!
ですが、サンジ自身もこれが憎きジェルマの力である事を察しています。
同じ人間とは思えない兄弟たち!
父親ジャッジの研究(血統因子の操作)にて生まれた感情を持たない科学戦闘部隊!
サンジはそんな怪物にはなりたくないと心から願っています。
しかし、その現象は起きてしまっているため回避しようがありません。
考えられる展開としては『仲間を守るためなら、この憎い力でも受け入れてやる!』と言ってレイドスーツを再び使い戦闘を続けるパターン!
もしくはレイドスーツを使ったことで一時的に力が発現しただけでクイーンとの対決時が終われば、その力は元に戻りサンジはレイドスーツを2度と使わなくなるパターン。
個人的には一時的な現象なだけでサンジには普通の人間でいて欲しい所です!
実際にサンジには人を思いやる感情もあり
母親であるソラの想いが詰まっていると思うので父親ジャッジの野望通りの展開にはなってほしくないですね。
もしサンジがそのままイチジ達のように外骨格が発現したままになれば
ソラが劇薬を飲んでまで血統因子を妨害しようとした意味が無くなってしまうからです!
サンジのパワーアップは非常に嬉しいことですが
ここから別の力に変換し血統因子とは違う
母親ソラの力が発現するという展開になってほしいですね!
またこれからのサンジのパワーアップの情報は出てくると思うので
その都度この記事に追記していきたいと思います!
最後に皆さんの考える覚醒した力やどこからその力が来たのかなど
考えている考察などあれば気軽にコメント欄まで記載してください!
皆さんでディスカッションしてみましょう!